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畜産分野への取り組みについて

国際的にも注目を浴びている

野生の動物は体調の悪いときに本能的に土を食べる習性があります。また家畜も昔は自然に放され、土を食べていました。しかし、化学肥料、農薬などの大量使用により有用微生物を含んだ肥沃な土が減少しており、これまで家畜が草を食べると同時に土も食べ、その土に生息しているミネラルや有用微生物を体内に取り込んで腸内細菌を活性化させるという仕組みが壊れてきました。更に狭い牛舎や鶏舎に閉じ込められ自然界にある微生物の恩恵を受けることが出来なくなり、加えて昨今の狂牛病、鳥インフルエンザ、豚コレラなどの発生により食肉の安全性が国際的にも注目を浴び、家畜飼料中に成長促進や病気予防の目的で抗生剤や抗菌剤を使用することが、逆にこれに抵抗性を持つ病原菌の出現を導き、人間の細菌感染症治療の障害になっているとの報告もあり、日本は元よりEUを始め世界各国で家畜飼料への抗生物質の添加禁止(EUでは2006年に全廃)など、飼料添加物の見直しの動きが起きています。

よい微生物で家畜の免疫力を増加

北海道の環境中より採取した土壌、果実、花、葉、温泉水などを微生物の分離源として野生酵母とバチルス属細菌から選抜された、動物用腸内環境改善に有益とされる微生物がバランスよく配合された動物用微生物製剤(プロバイオティクス)を開発しました。腸内細菌相を安定化することで、動物の健康維持、生産性の向上など、さまざまな効果が期待されます。また、動物自身の免疫力を向上させることにより、抗生物質の使用量を抑えることが可能です。